歯とお口の豆知識

その他の歯の症状

麻酔について

当院では、できるだけ痛みのない状態で治療を受けていただくため、ほとんどの治療で麻酔を用います。麻酔薬は妊娠・授乳中の方や小児にも安心して用いることができます。
※症状、処置内容によっては麻酔をしないこともあります。ご希望等がございましたら、事前にお知らせ下さい。

麻酔の方法

まず、針を刺す部分の粘膜を消毒します。その後、針を刺す時の痛みを軽減するため、表面麻酔の薬を塗布します。しばらく待ち、表面麻酔が効いたところで、麻酔薬を注射します

※麻酔薬には血管を収縮させる成分が入っているため、注射後少しドキドキすることがあります。極度でなければ心配ありません。ただしご気分が悪い・クラクラする等、何かありましたら、ただちに医師・スタッフにお知らせ下さい。

※炎症が強い場合など症状によっては、麻酔薬の成分が分解されやすく、麻酔が効きづらいことがあります。

  • 表面麻酔薬
  • 二種類の薬がついている綿棒

麻酔後の注意点

麻酔が完全にきれてから、飲んだり食べたりして下さい。麻酔が効いている状態では、誤って粘膜をかんでしまったり、火傷をすることもあります。
特にお子様の場合は、麻酔が効いている部分の感覚を気にして、自分でわざとかんでしまい、あとで痛みを伴う傷になってしまうこともありますので、ご注意下さい。

※会食などのご予定の直前には、治療の予約をおとりにならないようにお気をつけ下さい。 麻酔は注入量や、個人の体質などで差がありますが、おおむね2、3時間で効果がなくなり、感覚がもどります(すぐに効果がきれる場合もありますし、長い場合は5、6時間効果が続くこともあります)。