歯とお口の豆知識

お口のケア

定期検診の重要性

歯科における定期検診とは…

当院では治療が終了した患者さんに、必要に応じて「定期検診お知らせ」の葉書を送付しています。歯科における定期検診は(1)歯周病の管理(定期的なクリーニング)(2)むし歯の早期発見治療(小さな初期むし歯の場合は経過観察)(3)義歯のチェック(噛み合わせ・適合)などのために行われています。近年、歯科における定期検診という言葉は認知されつつありますが、その必要性についてはまだあまり知られていないのが現状です。

歯周病の管理

歯周病の原因は歯の周囲の汚れ(プラーク)です。プラークには2種類あります
(1)歯ぐきより上にあるもの(ハブラシ等で除去する部分)
(2)歯ぐきより下にあるもの(歯科医院で除去する部分)

(1)の部分は、ご自宅で清掃できるものの、(2)の部分はできません。この部分を定期的にクリーニングすることで歯周病のリスクを軽減します。

むし歯の早期発見

小さいむし歯(C1~C2)は症状が無いことがほとんどです。そのため、歯がしみる等の症状がでた場合、むし歯は中程度(C2~)以上に進行していることが多くみられます。むし歯を小さいうちに発見し治療することは、(1)歯の削る量を少なくする(2)治療期間が短くてすむなどのメリットがあります。(ただし、C1未満の小さいむし歯は経過観察を行うなど、状況により方針は異なります。)

  • C1
    C1
  • C2
    C2
  • C3
    C3
  • C4
    C4
義歯等のチェック

口の中に装着されたかぶせ物や義歯が永久に使えることはほとんどありません。人のお口の中は状況に応じて変化するからです。そのため、その時に応じた調整などが必要になります。

定期検診の頻度について

定期検診の間隔については。患者さん一人一人のお口の中の状況により異なります。一的般には六ヶ月といわれていますが、歯周病やむし歯のリスクの高い患者さんについてはそれ以前に来院して頂くこともあります。ご都合により来院できないこともあるとは思いますが可能な範囲で来院していただけたら幸いです。

その他、お気づきの点、疑問等ございましたら、お気軽にスタッフまでお願いいたします。